【元実業団】ソフトボールピッチャーの1日の練習メニューを公開

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実業団選手のピッチャーはどんな練習をしているのか気になる方も多いと思います。
筆者が実業団で実際に行なっていたピッチャーメニューの内容を公開します。

初めに言っておくと実業団の練習は、高卒と大卒でキツさがだいぶ違います。基礎体力ができている段階で入るので、いかに体力を落とさず管理できるかが非常に重要です。

1日の基本メニュー

・ストレッチ
まずは練習を始める前に全体でストレッチからスタート
怪我をしないように入念に!

・ウォーミングアップ
全体ランニングスタート(塁間10周徐々にペースを上げて後半はダッシュで終了)
全体ラン後→ピッチャー陣はポール間をプラス10往復

・キャッチボール
全体練に混ざってキャッチボール
短距離、中距離、遠投まで上投げで投げたら、ピッチャーメニューに移行

・ピッチング練習
ポール間10本で体慣らす(本数10は目安なのでその日の調子に合わせて数増やす)
ウィンドミルでキャッチボール(ピッチャー同士で)
キャッチャーが打撃練習から戻ってきたらピッチングスタート

・試合前以外は基本300球前後
・ストレート(コース投げ分け)80球〜100球
・得意球の変化球を多め(筆者の場合はドロップボール)80球
・ライズボール50球
・スライダー、カーブボール30球〜50球
・シュートボール30球前後

Kimの視点
Kimの視点

ピッチングは試合前の調整やその日の体調によって投げる球数を決めてます。基本的には毎日300球以上投げれると試合では体力的には余裕が出ます。
あとはコントロールの精度を上げると自分も楽になるので制球力の練習を、コースの投げ分けと同時に感覚で覚える。反復練習です。

・全体守備練習1時間ほど(冬季はアメリカンノック)

・フィジカルトレーニング
雨で練習ができない時は筋力トレーニングメイン

ピッチャーのトレーニングは
ランジやスティフレッグデッドリフトなど下半身を強化する筋トレを多めに組み込んでいます。

「毎日投げすぎると肩を壊す」と言われますがアイシングやストレッチなど毎日のケアをしっかりする事と、次の日に疲れを残さないようにアミノバイタルなどのサプリも摂取することで疲れを残さず動くことが出来ます。何より動ける感覚を覚えておくことが大事です。

肩と腕に張りが残っている時はノースロー(投げない)の日を何日か作ってもいいしょう。自分で体の調子を確認しながらピッチングに向き合うと◎。自己判断で管理できることに越したことはないです。

ピッチング練習で意識すること

ピッチャーの練習のポイントは自分の課題(コントロールなのか変化球なのか)を一番念頭において練習することが大事です。また「量より質」は大事ですが、まずは量をこなすことで、自分の一番いい感覚を覚える。それから量をこなして掴んだ感覚を体が覚えたところで初めて短い時間で集中していい球を投げることが出来るのです。そして1球入魂という言葉のように、投げる1球1球に意識を向ける。そこで初めて「量より質」に変わります。

特に、自分の投球に自信がない時や納得のいく投球ができない時は、質を意識して少ない球数にしたところで身につきません。自分でいい感覚が掴めるまでは、ひたすらピッチング、投げ込みましょう。

ただ、状態が悪いまま長時間ピッチングをダラダラ続けるのはフォームの崩れに影響するので気づいた時点で練習のアプローチを変えたり、その日は体力錬成に変えたりなど工夫することも大事です。

ピッチングの投げ込み時には、ただ投げ込むのではなく常に1球1球を意識して投げること。そうすることで試合の時に絶対必要な集中力と、上達スピードが変わります。

 

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