この悩みは多くのピッチャーが経験します。実際に私も実業団時代、この状態に悩んだ時期がありました。
調子は悪くないはずなのに、試合になるとうまくいかない。
この原因は技術ではなく「試合特有の違い」にあります。
今回はその経験をもとに、ブルペンと試合で差が出る理由と改善方法を解説します。
ブルペンと試合で差が出る原因
1、緊張による影響
試合では無意識に体が硬くなり、普段通りの動きができなくなります。
特に立ち上がりは影響が出やすく、リリースのズレにつながります。
2、打者の存在
ブルペンには打者がいないため、伸び伸びと投げることができますが、打者が立った瞬間から同じ投球でもプレッシャーが大きく違く感じます。
打者を意識することでフォームが微妙に変わり、結果に影響が出ます。
3、結果を意識しすぎること
「抑えないといけない」と考えるほど、自然な投球ができなくなります。
結果よりも過程に集中できないと崩れやすくなります。
4、リズムの違い
試合では間が長くなりやすく、ブルペンのようなテンポで投げられないことがあります。
このズレが感覚の違いにつながります。
試合で結果を出すための改善方法
まず意識したのは「ブルペンと同じ感覚で投げること」です。
試合だからと特別なことをしようとすると、逆にバランスが崩れます。
次に「ルーティンを作ること」です。
同じ動作を繰り返すことで、試合でも落ち着いて投げることができるようになります。
さらに「1球に集中すること」です。
結果ではなく目の前の1球に意識を向けることで、余計なプレッシャーを減らすことができます。
また「テンポを一定にすること」も重要です。
考えすぎて間が長くなるとリズムが崩れるため、意識的にリズムを保つようにしました。
そして「低めを意識すること」です。
低めに投げることで安定しやすく、試合でも崩れにくくなります。
大会の試合でも、ブルペンと同じ感覚で投げられている日は安定して結果を出せることが多かったです。
【私の実体験】
実業団時代、ブルペンでは調子が良いのに試合で打たれる時期がありました。
当時はこんなに調子がいいのに「なぜ打たれるのか分からない」と感じていましたが、振り返ると試合になると無意識に力が入っていたり、結果を意識しすぎていたことが原因でした。
特に立ち上がりで「抑えないと」と考えすぎた結果、3回あたりに一度集中力が切れてしまいフォームが微妙に崩れてコントロールが乱れたことがあります。
そこで「ブルペンと同じ感覚で投げること」と「1球に集中すること」を意識するようにしました。
やることをシンプルにすることで、試合でも自然な投球ができるようになりました。
また、テンポを意識して投げるようにしたことで、余計なことを考える時間が減り、結果的に安定したピッチングにつながりました。
この経験から、試合で打たれる原因は技術ではなく「意識と環境の違い」にあると実感しました。
まとめ
- ブルペンと試合の違いを理解する
- 同じ感覚で投げることを意識する
- ルーティンを作る
- 1球に集中する
- テンポと低めを意識する
ブルペンでできていることは、試合でも必ず再現できます。
違いを理解し、意識を整えることで試合でも安定して投げられるようになります。

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