田中圭と永野芽郁の不倫疑惑が報じられて以降、世間の反応はあまりにも不公平だった。
まるで永野芽郁だけが責められるかのような空気がネット中に漂い、田中圭は何事もなかったかのようにテレビや映画に出続けている。
妻子がいるのにも関わらず関係を持った永野芽郁にも確かに非はあるが、それでも大河出演を辞退し、今後は実質活動自粛まで追い込まれた彼女に比べ、一番批判されるべき立場であろう田中圭は現在も何事もなかったかのように舞台やメディアに出続けている。
永野芽郁が活動休止、田中圭はテレビでヘラヘラ踊ってる。
芸能界じゃ“どういう商品価値で売ってるか”で処分が決まる。
清純イメージの女優はミスったら即リストラ。でも“やんちゃ感込み”で売られてる男はスキャンダルも武器になる。
それが芸能界のリアル#田中圭 #永野芽郁 #芸能界の構造 pic.twitter.com/N1dXo8eUbJ
— 若旦那 (@dnbdjzion) May 21, 2025
女性だけが叩かれる現実
「清純派」「好感度女優」というラベルを貼られた永野芽郁に対して、世間は容赦ない。スキャンダルが報じられるや否や、SNSでは「裏切られた」「失望した」といった声が飛び交い、まるで人格を否定するかのような誹謗中傷があふれた。
その一方で田中圭はどうだろうか?過去にも複数のスキャンダルがあったが、ほとんどノーダメージ。今回も同様に、何事もなかったかのようにテレビ番組やドラマ出演を続けている。この差は一体なんなのか?
過去にも若手有望株だった「唐田エリカ」と当時人気俳優だった「東出昌大」の不倫が話題になったが結局は唐田エリカのみが実質「干された」状態になった訳だが
どうしても女性のみが世間からバッシングを受けることの方が多い。今でこそ唐田エリカも復帰してはきているが、東出は「元妻の杏」と離婚したものの現在は唐田エリカも杏も捨て別の東出ガールズと言われている女性と子供を作り結婚にまで至っている。
あまりにも不公平ではないか。なんなら今の妻と結婚以前から東出はYouTubeで活動していて、現在の山暮らしを載せている。しかも人気はそのままときたもんだ。これでは「男性は不倫をしても許される」ことを助長しているだけではないか。
芸能界と視聴者に根付くジェンダーバイアス
芸能界には「女性タレントは商品であり、イメージがすべて」という古い価値観が根強く残っている。さらに問題なのは、それを支持しているのが私たち視聴者自身だということだ。
男性俳優のスキャンダルは「男だから」「演技が良ければいい」と甘く見られ、女性は「好感度が命」「CM契約があるから責任重大」と一方的に矛先を向けられる。この構造はあまりにも理不尽で、時代錯誤としか言いようがない。
事務所の力関係とメディア戦略
一部では、田中圭の所属事務所がメディアへの影響力を持っているから、という見方もある。沈静化のスピード、メディア露出の管理、SNS対応——すべてが巧妙に行われ、世間の注目が逸らされる仕組みができているのだ。
結論:私たちが変わらなければ何も変わらない
結局のところ、この不公平な扱いがまかり通るのは、視聴者である私たちがそれを許しているからだ。好きな芸能人ならスキャンダルを許し、女性タレントには潔癖を求める——そんな意識がこの不均衡を生んでいる。
本当に問題なのは、不倫そのものではなく、それに対する私たちの態度の差だ。このまま無自覚でいる限り、永野芽郁のように一方的に叩かれる人は今後も現れ続ける。
私たち自身が、この理不尽な構造を正す意識を持たなければならない。
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