『ゆるキャン△』は、キャンプを題材にしたアニメですが、本質はアウトドアのハウツーではありません。この作品が多くの人に支持されている理由は、「何もしない時間を肯定してくれる物語」だからです。
この記事では、アニメを見たことがない人にも分かるように、
- ゆるキャン△の舞台が山梨・静岡である理由
- 実在する聖地と巡礼ルート
- 公共交通での行き方
- なぜこの作品は疲れた大人に刺さるのか
を、聖地紹介+考察の両面から解説します。
この記事で分かること
・初心者向け聖地巡礼モデルコース
・作中キャラが「こう歩いていそう」な視点
・なぜ見ているだけで心が落ち着くのか
初心者がゆるキャンに入るなら、このエピソード!
ゆるキャンは、どこから見ても成立する作品ですが、初めて見る人には「静かさ」に戸惑うこともあります。
そこでおすすめなのが、登場人物がまだ慣れていない序盤のエピソードです。
特に序盤では、
- 一人でキャンプする不安
- 寒さや静けさへの戸惑い
- 誰かと無理に話さなくていい時間
といった感情が丁寧に描かれます。
ここが、この作品が初心者に向いている最大の理由です。
「キャンプが楽しそう」より先に、「こういう過ごし方でもいいんだ」
と感じられたら、ゆるキャン△の世界に自然と入っていけます。
特徴:「成功」や「成長」より、過ごし方そのものが描かれます。
だからこそ、見ている側も「頑張らなくていい」と感じられる作品です。
なぜ舞台は山梨・静岡なのか?
ゆるキャン△の主な舞台は、山梨県(身延・本栖湖周辺)と静岡県です。
この地域には、共通点があります。
- 富士山が見える
- 観光地だが、静かな場所が多い
- 「何もしなくても成立する景色」がある
つまり、人を急かさない土地なのです。穏やかな時間自由気ままな時間を感じれる場所。
考察:ゆるキャン△は「効率の悪さ」を肯定する物語です。
「居場所を“街”に求めた作品としては、『WIND BREAKER』という対照的な例もあります。」

ゆるキャン△ 聖地巡礼|山梨編の歩き方
① 身延駅からスタート
JR身延線「身延駅」は、作中でも何度も登場する重要な場所です。駅前は派手ではありませんが、時間の流れがゆっくりしています。
おすすめスポット
- 「ゆるキャン△」の聖地巡礼地の代表的なスポット
- 春には桜が綺麗に咲き誇ります
- ロープウェイからの絶景
歴史と自然、観光スポットが揃うエリアです。四季折々の景色があるので、「ゆるキャン」以外に見どころが沢山あります。
・リンが一人で歩いていそうな静けさがあります。

身延駅は風情ある門前町が広がっていて、温泉や名物の「湯葉」が人気です。この記事のメインであるアニメ「ゆるキャラ」の聖地巡礼場所としても地域で力を入れている町なのですごくおすすめですよ!
② 本栖湖(もとすこ)周辺
本栖湖は、ゆるキャン△を象徴する場所の一つです。湖畔を歩くだけで、「ただ景色を見る時間」が成立します。
本栖湖は富士五湖で最も深く、高い透明度を誇ります。
別名「神秘の湖」と言われています。
- カヌー・SUP・キャンプのアクティビティが充実しています。
作中でも、登場人物たちは無理に会話を続けません。

ちなみに旧五千円札と現在の千円札の裏側に描かれた逆さ富士のモデルスポットなんだって!(逆さ富士とは湖面に映る富士山の事)
静岡編|富士山と日常の距離感
静岡側の魅力は、富士山が「特別すぎない存在」であることです。
生活圏のすぐそばに、日本一の山がある。
非日常と日常の境界が曖昧です。
作中では、富士山が見えても大きなリアクションはなく、会話や静かな時間が優先されます。
山梨・静岡では、富士山は生活の延長線上にある存在です。
無理に感動しなくていい距離感が、この作品の癒しにつながっています。そして、作品全体の落ち着いた空気につながっています。
行き方・アクセス(バス・電車・徒歩)
山梨(身延方面)
- JR身延線:甲府駅 → 身延駅
甲府駅から身延駅に向かう身延線の車窓からは、富士川沿いの渓谷や川の美しい景色が楽しめます。歴史ある寺院や温泉が魅力のエリアです。
内舟駅(うつぶなえき)
- 身延駅線上→内船駅
-
Kimさんバスの本数が少ないのでタクシー利用をすると◎
初夏にはホタルが舞う「蛍の里一色」や「湯町蛍公園」があります。穏やかな時間を象徴する時間を堪能できるかもしれませんね。まさに「ゆるキャン」ファンにはおすすめしたいスポットです。
山梨県笛吹川フルーツ公園
- 冬キャンプに出かけた野外サークルメンバーが立ち寄った場所
- JR山梨市駅からタクシーで7分・または山梨市営バスで約10〜15分(フルーツセンターで降りる)
- 中央自動車道・勝沼ICからは30分
ほったらかし温泉
- JR中央線新宿駅から特急で約90分
- 山梨市駅下車でタクシー10分
- 笛吹川フルーツ公園から徒歩10分〜15分圏内
静岡方面
- JR東海道本線・身延線を利用
公共交通だけでも巡礼可能ですが、本数が少ないため事前確認は必須です。
こちらの身延線にはグルメスポットが多いエリアです。
富士宮焼きそばやカフェ、鉄板レストランが有名ですよ。

富士駅から甲府に向かう場合、進行方向の「右側(東側)」の座席チケットを取れば富士川を眺めながら移動できるので、富士川を堪能したい方は参考にしてください。
浩庵キャンプ場
本栖湖の湖畔のキャンプ場
- JR甲斐常葉駅から車で約40分
- JR東海道新幹線(新富士駅)から車で60分
- 富士急行バス→本栖湖バス停→浩庵キャンプ場
- 中央自動車道(河口湖IC)国道139号線→約25分

バスで行きたい人は本栖湖バス停から浩庵キャンプ場への送迎バスが出てるみたいだよ!
ふもとっぱら
- 静岡県富士宮市麓にあるキャンプ場
- 新富士インター(新東名高速道路)から約35分
- 富士インター(東名高速道路)から35分
- 河口湖インター(中央自動車道)から35分
- 富士急行線河口湖から富士急バスで約60分→朝霧グリーンパーク(下車)徒歩30分
甲斐常葉駅
なでしこ達が通っている高校「本栖高校」のモデルとなった旧下部中学校・小学校の最寄り駅
- 身延線→甲斐常葉駅(JR東海)
こちらもファン必見の巡礼スポットです。
山あいに位置し、自然をのどかな自然を感じながら散策できる場所なので時間を忘れて楽しむことができます。

無理なスケジュールは作品との空気が逆になるので、なるべく時間を確保できそうな時間を狙って過ごすことをおすすめします。
なぜゆるキャン△は疲れた人に刺さるのか
現代は、常に「結果」や「効率」を求められます。
しかし、ゆるキャン△では、
- 予定通り進まなくてもいい
- 一人でも楽しい
- 何もしない時間に価値がある
というメッセージが一貫しています。
舞台となる山梨・静岡の風景は、その価値観を現実世界で体験できる場所なのです。
Q&A:よくある疑問
Q. キャンプをしなくても楽しめますか?
A. はい。景色と街歩き、聖地巡礼をするだけでも十分に作品世界を感じられます。
Q. 一人巡礼でも浮きませんか?
A. むしろ一人の方が作品に近い体験ができます。
Q. 冬以外でも大丈夫?
A. 季節ごとに違う魅力がありますが、防寒対策は重要です。
「一人で過ごす時間の肯定という点では、『ぼっち・ざ・ろっく!』の下北沢考察とも通じるものがあります。」

まとめ
『ゆるキャン△』は、山梨・静岡という土地が持つ「急がなくていい時間」を、そのまま物語にした作品です。
ゆるキャン△の中の聖地巡礼とは、名シーンを再現することではないのです。
それが、この作品を一番深く楽しむ方法です。

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